スピリチュアルの世界ではよく「全ての現実は自分が責任」と言われます。
全てが責任=自分がわるい
そう考えていて、ワクワクな気持ちでいたり、ポジティブな思考でいられるでしょうか。
スピリチュアルでは自分を責めろ、と言っているのでしょうか。そんなはずはありません、どういうことなのでしょうか。
「現実のすべてを自分が創造している」ということです。
この記事では、「全ての現実は自分が責任」を受け入れるための、私の理解、経験からのコツと考え方などを記載します。
全ての現実は自分が責任とは、何を意味しているのか
「全ての現実は自分が責任」を受け入れられなくて悩んでいる、苦悩している、ということは、何か実現したい、叶えたいことがある。それを叶えるための引き寄せの法則などの願望実現法が上手く行ってない、ということではないでしょうか。
そもそも元の目的は、願望実現法を上手く行い、目的の願望を実現する、意図する現実を創造する、ということでしょう。
引き寄せの法則などの願望現実では、
- 現実のすべてを自分自身の思考が創造している
- 思考は感情のナビゲーションを利用することで自分自身でコントロールできる
への確信が重要です。自分が意図して創造できる、と思えないと現実をコントロールすることはできない、ということです。
現実のすべてが自分自身の思考が創造したものであり、思考を自分自身でコントロールできるからこそ、現実を自分自身で創造することが可能になります。
全ての現実は自分が責任、を受け入れないということは、現実を自分が創造していることを認めていません。現実を自分の意思で創造できない、ということを確信しまっています。
「全ての現実は自分が責任」を認める、ということは、今の現実を自分自身が創造したということを認めることです。自分自身を責めなさいということではありません。
しかし、認めたくない・受け入れたくない今の現実は、起こって欲しくないことが現実化したものでしょう。
それも、自分自身のアイデンティティを壊すほどのものでしょう。
大病、失恋、何にせよ非常に大きいもののはずです。自分が原因で今のつらい現実が起きている、ということを受け入れるのは、難しいのです。単純に自分の責任だね、と気軽に受け入れることが難しいと言えます。
自分自身が責任と思えても、認めたくない現実は、自分自身を責め立てることになるかもしれません。自分が悪い、といった感じ方は、不足や欠乏に焦点があたることになり、より強く、嫌な現実を創造することになります。よりひどい状況になってしまう、ということです。
色々な願望実現法に挑戦したことがあるなら、望みと逆の結果になったなど、より実感できるかもしれません。願望実現が上手く行かない原因になります。
感情のナビゲーションは『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』に記載されています。また本ブログの記事も参考にしてください(なぜか上手く行かない「引き寄せの法則」についての個人的な理解2(意図的な創造の方法論))
では、望みを現実化するために「全ての現実は自分が責任」であることを受け入れるには、どうすればいいのでしょうか。
現実の受け入れ方を工夫して、自分が悪いという感じ方を避ける
自分が悪い、という感じ方は危険です。それを避ける必要があります。
以下は、私の経験によるものです。私の場合、上から優先して行っています。
- 自分を成長させるために何ができただろうか、という分析は自身の成長につながると考える
- 現実を分解して、自分ができたこと、自分ではどうしようもないこと(外部や人のせいにしてしまう)
- そのことから完全に離れてしまう(気分がよくなる別のことを考える・する)
自分を成長させるために何ができただろうか、という分析は自身の成長につながると考える
小見出しどおり、「自分を成長させるために何ができただろうか、という分析は自身の成長につながると考える」ということです。
今後起こさないように分析する、ということは、将来できるイメージを想起する、ということです。ネガティブな思考と比べれば、ポジティブ、最低限ニュートラルな状態になれます。
重要なのは、できなかったではなく、何ができただろうかということに焦点を合わせること。できれば、上手く行ったらどうなっていたのか、上手く行ったイメージをするとより良いです。
現実を分解して、自分ができたこと、自分ではどうしようもないこと(外部や人のせいにしてしまう)
そもそも、すべて自分のだけのせいということは、ありえません。あなたが100%悪い、というものでも、あなただけのせいでしょうか。願望実現だとある意味傲慢であることは、良いことでもあるのですが、ここでは悪い意味で傲慢といえます。
仕事なら、あなたに仕事を依頼した・指示した人間はどうだったのでしょうか。あなたに教育した人間は。あなたの上司は。さかのぼれば、学生時代の先生や友達などは。タイミングが悪いなどもありませんか。
恋愛でも、相手は。学生時代の経験は、ご両親、兄弟などは。友人たちは。第3者が邪魔したりしていませんか。あなたは悪いことをしたのでしょうか。
あなただけの責任というものも遡ればつながっています。全てなんてことはあり得ません。それを、自分自身が悪い、と思うのはよくありません。悪いという思考は、そのままよくない現実を引き寄せます。不安な想像を現実化してします。より悪い現実を創造してしまう、ということです。
あくまで、引き寄せの法則や宇宙の法則にしたがい、自分の思考が現実化されてしまった、ということを、頭におきながら、自分が何できたのかという思考をするのです。自分の成長に繋げていくのです。
そうすれば、より良くなる未来に焦点があたりやすくなります。
そのことから完全に離れてしまう(気分がよくなる別のことを考える・する)
本当に辛いこと・苦しいことは、勝手にネガティブなものとして頭に浮かんできます。無理をして、ポジティブに理解しようとしても勝手にネガティブなものに変換されます。感情のナビゲーションシステムなどでも、ポジティブな思考をするだけ、というのも難しいです。
だから見出しどおり、完全に離れてしまいましょう。ポジティブな気分になることをしたり、考えたりします。
聞けば明るくなれる音楽があるならそれを聴きましょう。いつでも笑える番組があるなら視聴しましょう。いつでも没頭できる映画があるなら鑑賞しましょう。自然が好きなら森林浴や、流行りのキャンプなどもいいかもしれません、しましょう。
全く離れてしまうのです。離れればましになります。ましになってから、受け入れればいいのです。多くのものは時間がたてば受け入れやすくなります。
最後は、いつか余裕ができたら本心で受け入れてください。願望現実法はどれも思考と自分の心(魂)から創造されます。苦難を拒絶したままだと、どうしても、いびつに願望が現実化されてしまいます。乗り越える必要などありません。そういうことがあったと、今はもう関係ない。そのときは嫌だったけど今はニュートラルな気持ちで考えられるように。受け入れればそれで十分です。
その他の注意点
願望実現には、そもそもの注意点があります。それは、今の現実は、過去の思考の結果が創造されている、ということです。これは、『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』に記載されている内容です。
そのまま、今起こっている現実は、過去の思考の結果、だということです。思考による現実創造は、30ー60日かかると書かれています(欲求の強さによっても変わるとも記載されてもいます)。
これは、完璧に実行できたとしても思考を用いた願望実現を開始してから、30-60日程度は、過去の思考による願望実現と、新しく始めた願望実現による現実が入り混じってしまうということです。
考え方を変えて、すぐには変わるわけではない、すぐに変わらないからあきらめる必要がないということです。
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