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この記事では、引き寄せの法則の基本ともいえる「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」の、引き寄せの法則について、なぜ上手く行かないのかについての個人的な見解について記載しています。
今回はとくに「許容し可能にする術」について記載しています。
「許容し可能にする術」は、「意図的な創造の方法論」をより具体的に実践する術です。
この「意図的な創造の方法論」は、「(狭義の)引き寄せの法則」と創造の法則を、自分の意図を実現するために使い現実を創造する方法論です。
本記事は、私の体験と理解をベースに記載しています。引き寄せの法則の内容に関しては書籍を読むことをお勧めします。
「許容し可能にする術」とは、「引き寄せの法則」「意図的な創造の方法論」との関係は
「許容し可能にする術」は、「意図的な創造の方法論」をより具体的に実践する術です。
「意図的な創造の方法論」は、「創造の法則」を意図をもって目的のもの・ことを創造するための方法、です。「創造の法則」は、「引き寄せの法則」配下の現実で、思考が現実化される(創造)の法則です。
創造の方程式には二つの重要な要素があり、それは
- 思考を向けること(創造の「欲求」)
- 思考の実現を期待すること(創造を「許容し可能にすること」)
です。
2つ目の思考の実現を期待することが「許容し可能にすること」です。
欲求の実現をていかに確信を持つか、他のよくない思考に引っ張られないようにするか、ブレーキ(望みながら)を踏みながら、ブレーキを踏まないようにするにはどうするか、といったものです。
意図的に創造できるようになること、が許容し可能にする人になっているということです。
反対は惰性で創造している(惰性で現実化している)ということです。新聞やテレビなどのメディからを惰性で情報を得て、そのまま現実化される、ということです。
許容し可能にするためのポイントは、「他人による影響」と「欲求と必要」です。手法的なポイントではなく、失敗しやすい領域という意味合いでです。思考による願望実現である(広義)の引き寄せの法則は、抽象的になりがちですし、繊細なバランスによって成功したり失敗したりします。引き寄せるもの自体も経験といったわかるようでわからないことです。裕福な生活を経験するのか、裕福になる過程・成功する過程を経験したいのか、で大きくことなります。「他人による影響」と「欲求と必要」は多くの人が実現したい現実に関わりかつ、意図しない現実を創造してしまう代表的な領域となります。
「許容し可能にする術」は、自分と「内なる存在」とのつながりを維持し続けられるものの見方を探す術(わざ、やりかた)です。感情のナビゲーションシステム(前回)を活用して、思考が向く方向を決定する、ということです。
許容し可能にする人となるために、他人をどう考えるか
多くの問題は他者との関係から起きることが多いです。
私の場合、生まれつきの心臓病を除いて、すべてが他者との関係から発生したものでした。
経営なら、社員が規定された社内ルールを守らないや仕事を途中で投げ出す、顧客が契約外のサービスを求めてくる、といったものです。
(従業員としての)仕事なら、できない人の作業のしりぬぐいをしている、二日酔いの社長のしりぬぐいをさせられたうえでその社長から叱責を受ける、入社時の条件をことごとく破られる。
恋愛なら、関係ない人間に足を引っ張られるなどです。
友達関係なら、反社になったやつに、巻き込まれる(軽い脅し的なもので事件などではないです。今は無関係)。
特に経営者時代の社員や、恋愛での片思いなどは相手を、自分の都合のよいようにコントロールしようとしていました。当然、当時は自分の為と考えではありません(社員のキャリアアップや失敗をしないように、より利益を上げることで社員に還元しようといったものです)。しかし、実際の思考は失敗をしないように、問題を起こさせないように、失恋をしないように、といった気持ちが強かったように感じます。不足に思考が向いていた、ということです。さらに、問題が発生してからこれ以上問題がおきないように問題に焦点をあてるのでどんどん酷くなっていきました。今見返すと、問題になったものはすべて問題に焦点を当てていたように思います。
なぜ他人に対して、許容し可能にすることは難しいのでしょうか。
- 今の経験は過去の思考の結果であり、今の思考の結果は未来に起こる
- 他人の経験を創造することはできない
- あなたが自分の思考を通じて招き入れない限り、他人はあなたの経験に入ってこれない(他人にされる経験もあなたが創造した現実)
この3つが主な理由です。
まず、他人に関して、ということではないのですが、今よくないことが起きている、今にも起きそう(ほぼほぼ現実化されている、現実化することを確信していしまっている)な状態になっているからこそ、どうにかしたい、はずです。どうにかしたいというのは思考が問題に向かっているので問題として起こってしまいます。今の思考は、これからくる未来で現実化されます。タイムラグがあるこの世界で、今をどうにかしたい、というのは不可能でないのかもしれませんが、現時点では難しいです。これからをどうするか、よいイメージを思考してください。
あなたは、他人(彼・彼女)の経験を他人の代わりに創造することはできません、他人(彼・彼女)は他人(彼・彼女)も意図してかせずかは別として他人(彼・彼女)が経験するための創造するものです。気持ちはわかります。こちらの都合いいようにしてくれ、ということじゃなく、常識の範囲でいいから、まともに動いて、と思います。でもそれすらも本人が創造した経験なので、あきらめてください。
ただ、将来一緒に楽しんでいる姿とかを、抵抗や無理がない範囲で、いい気持ちでイメージするといいと思います。そうすると、あなたや私の経験として創造できます。問題ではなく、その人が上手く行っている姿を見ている自分自身を創造していもいいかもしれませんね。
3つ目です。足を引っ張られる、というのも私自身が創造したものでした。やはり、足を引っ張られている今にフォーカスしていました。よりどんどん悪化していったというのが実態です。あなたや私が経験しているものは、すべてあなたや私自身が創造したものです。他人は演者でしかありません。現実はすべて自分自身で創造したものなのです。
他人は、あなたや私自身が経験したい現実を一緒に経験してくれる方々でしかないのだと思います。だから、私は私であり、あなたはあなたです。他人が何を経験していたとしても、それが目も当てられないものだとしても、影響を受ける必要がありません。もしも自分の思考が影響を受けるなら、その経験を自分自身で創造したもの、です。冷たい言い方ですが、他の事象と変わらないものなんだと思います。
欲求と必要の違い。微妙なバランス
欲求と必要、WantとNeed(≒Must)、能動的に望んでいるものと、なければならないもの。私にはすべて後者は欠落・不足・欠損・欠乏にフォーカスが当たっていそうです。
でもそうとは限りません。言葉のニュアンスはあなたや私それぞれで異なってきます。必ずだれもが同じ意味ということではありません。また文脈のなか、そのときの状況などでも変わってきます。
感情がいい気持ちか、よくない気持ちか次第なのは間違いないです。実践の場ではやはり感情のナビゲーションを使ってください。
ただこのケースでは微妙なバランスを理解するためのヒントがあります。解決策などの未来の状態なのか、今現在の問題なのか、ということです。必要でも解決した状態へのステップとしてそれを利用しているイメージを描いていれば、未来の状態でしょう。今、これが足りないから必要、足りないことにフォーカスが当たっているなら、欠乏でしょう。理解が進めば、自信を持てます。
まとめ
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